兵庫県西宮市甲子園口　耳鼻咽喉科　レーザー手術　甲状腺腫瘍　花粉症　アレルギー

院長通信

2019年10月

2019年のインフルエンザ情報

　今年はインフルエンザの流行が例年より早いようで、当院でも9月中旬にA型インフルエンザにかかられた患者様を治療いたしました。

　さて当院では１０月１５日（火曜日）よりインフルエンザ予防接種を開始いたします。 今年も昨年同様、予約制は採用せず希望時に接種させていただく事とします。
当日、受付に予防接種を希望すると申し出ていただければ体調に異常がない限り直ちに接種を行います。

　インフルエンザに対する予防接種は１００％の予防効果を期待できるわけではありませんが、特に高齢者、小児についてはインフルエンザ感染に引き続き重症の肺炎等致命的な合併症が出現することがありますので、予防接種を受けておかれることをお勧めします。 インフルエンザワクチンは予防効果が出るまでに接種後約２週間かかるとされており、予防効果の持続期間は約５カ月とされています。インフルエンザは例年１２月から翌年３月にかけて流行しますので遅くとも１１月末までには接種をすませるのが望ましいと考えます。 また１３歳未満の小児は二回の接種が必要とされていますが、二回目の接種を受ける場合は一回目から２週以上、出来れば３週以上の日数を空けて接種するのが望ましいとされています。 インフルエンザワクチン接種では百万人に数人程度の確率で後遺症を残す重篤な副作用が起こることが知られており、接種直後に接種部位に発赤や腫脹が生じたり発熱をきたしたりすることも数パーセントの確率で起こります。 予防接種を受けられる方はこれらの危険性を十分に理解したうえでワクチン接種を受けていただく事を希望します。

　インフルエンザの予防接種は健康保険の適応外で全額自己負担となります。 接種当日に６５歳以上の方につきましては西宮市に在住されている方、および尼崎市、芦屋市、伊丹市、川西市、宝塚市、三田市、猪名川町にお住まいで居住地の役所で予防接種実施依頼書を取得された方は公費補助が受けられ、千五百円の負担で１回目の接種を受けていただけます。 公費補助のない６５歳以上の方および６５歳未満の方の初回接種は三千円をご負担いただきます。 当院で初回接種を受けられた方の二回目接種は年齢にかかわらず二千円のご負担となります。

　治療に関しては昨年から使用を開始した1回の服用で治療効果が得られる経口摂取のインフルエンザ治療薬を今年も第一選択薬として使用いたします。

　今月１日から当院受付での受付終了時刻をアイチケットの締め切り時刻と同様に午前診は午後０時、午後診は午後７時とさせていただきます。 午前診は午後０時半、午後診は午後７時半の診療終了時刻には変更ございませんので受付を済まされた方は診療終了時刻までに来院されるようお願いいたします。（詳しくは先月の院長通信をご覧ください）

　11月5日（火）都合により臨時休診させていただきます。

バックナンバー