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院長通信

2020年12月

当院の院内感染防止対策

　いったん落ち着いたかに見えた新型コロナウイルス（COVID-19）感染症ですが、最近では連日感染患者数の記録が更新されるようになり、いよいよ第三波が到来した状態です。 患者様の中には院内での感染を心配され、受診を躊躇される方もおられると存じます。 しかしコロナウイルスを恐れるあまり他の疾患を悪化させるのは本末転倒です。 今回は現在当院で行っております院内感染防止対策を紹介し、受診の参考にしていただければと存じます。

①予約方法の変更
当院では令和2年9月1日から新たに時間帯予約と当日順番受付とを併用した診察を行っております。 従来行っておりました当日順番受付では患者様が特定の時間帯に集中し待合室内が「三密」の状態になることがありました。 そこで時間帯予約を採用し待ち時間の短縮と待合室内の混雑防止を図りました。

②第二診察室の設置
当院では令和2年11月1日から第二診察室の運用を開始いたしました。 来院時に体温が基準値（３７.５度）以上の方、２日以内に３８度以上の発熱があり受診される方、インフルエンザ又は新型コロナウイルス感染症を疑って受診される方は全て待合室に入室することなくそのまま第二診察室にご案内しております。 第二診察室の運用により院内感染の危険性を大幅に低減できると考えております。

③機器の消毒の徹底
診察椅子、治療機器等患者様が接触される部分につきましては使用毎にアルコール消毒を行い、吸入用チューブも使用毎にミルトン消毒を行って機器を介した感染の危険性をできるだけ低く抑えるよう努力しております。

院内感染防止のためには患者様のご協力も欠かせません。 来院時の手指消毒、待合室内でのマスク着用を確実に行っていただきますようお願いいたします。 また発熱、咳、体調不良等で受診される際には受診前に電話でご連絡いただくか、待合室へ入室される前に医院入り口で受付へ申告していただきますようお願い申し上げます。

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