兵庫県西宮市甲子園口 耳鼻咽喉科 レーザー手術 甲状腺腫瘍 花粉症 アレルギー

院長通信

2022年10月

2022年のインフルエンザ予防接種

 猛威を振るっておりました新型コロナウイルス感染症の第7波もようやく下火になってきたようで、8月のピーク時には1日20名以上陽性者が出ておりました当院発熱外来での抗原検査も最近では日に数人といったレベルにまで減少しております。 しかしウイルスは変異を繰り返すことによって新たな感染を引き起こしますので油断は禁物です。

 年中感染者が発生する新型コロナウイルス感染症に対し、これからの寒い時期に好発するのがインフルエンザウイルス感染症です。 ここ2年は新型コロナウイルスに押されたためかあまり見かけることのなかったインフルエンザウイルス感染症ですが、今シーズンは新型コロナウイルスと同時に流行する恐れがあると厚生労働省の専門家会議も懸念を示しております。

 当院では10月1日(土曜日)よりインフルエンザ予防接種を開始いたします。 今年も例年通り予約制は採用せず希望された時に接種させていただきます。 現時点では十分なワクチン供給が行われる予定ですが、ワクチンの供給状況によってはご希望に添えない場合もございますのでご承知おきください。 受付でインフルエンザ予防接種を希望すると申し出ていただければ体調に異常がない限り当日に接種を行います。 ネット予約時に予防接種希望欄にチェックを入れていただければより短い待ち時間で接種を受けていただくことが可能です。 予防接種を希望される方には事前に問診表をお渡しいたしますので受付にお申し出ください。 ご自宅で記入いただいた問診表を持参いただければ待合室での滞在時間を少しでも減らすことができると存じます。

 インフルエンザに対する予防接種は100%の感染防止効果を期待できるわけではありませんが、インフルエンザ感染時に症状の重症化を防ぐ効果も期待できますので予防接種を受けておかれることをお勧めします。 インフルエンザワクチンは予防効果が出るまでに接種後約2週間かかるとされており、予防効果の持続期間は約5カ月とされています。 13歳未満の小児は二回の接種が必要とされていますので、一回目を10月中に接種していただきたいと存じます。 二回目の接種を受ける場合は一回目から3週以上間隔を空けて接種するのが望ましいとされています。

 インフルエンザワクチン接種では百万人に数人程度の確率で後遺症を残す重篤な副作用が起こることが知られており、接種直後に接種部位に発赤や腫脹が生じたり発熱をきたしたりすることも数パーセントの確率で起こります。 予防接種を受けられる方はこれらの危険性を十分に理解したうえでワクチン接種を受けていただく事を希望します。

 インフルエンザの予防接種は健康保険の適応外で全額自己負担となります。 接種当日に65歳以上の方につきましては西宮市に在住されている方、および尼崎市、芦屋市、伊丹市、川西市、宝塚市、三田市、猪名川町にお住まいで居住地の役所で予防接種実施依頼書を取得された方は公費補助が受けられ、千五百円の負担で1回目の接種を受けていただけます。 公費補助のない65歳以上の方および65歳未満の方の初回接種は三千円をご負担いただきます。 当院で初回接種を受けられた方の二回目接種は年齢にかかわらず二千五百円のご負担となります。

 インフルエンザワクチン接種に専念するため、これまで行ってまいりました新型コロナウイルスワクチン接種は9月末で一旦終了させていただきました。 新たに新型コロナウイルスワクチン接種を希望される方は西宮市等が設置しております大規模会場で接種を受けてください。