兵庫県西宮市甲子園口 耳鼻咽喉科 レーザー手術 甲状腺腫瘍 花粉症 アレルギー

院長通信

2024年2月

感染症および花粉症対策

 猛威をふるっておりましたインフルエンザウィルス感染症、新型コロナウイルス感染症ともに今年に入って減少傾向にあります。 しかし警戒心が薄らいできたためか、発熱を認めても検査を受けられず、数日たってから受診されて陽性判定を受けられる方がしばしば見受けられます。 このようなケースでは接触した方々に病気を拡げる可能性があるわけですから発熱を認めた場合は早急に検査を受けてウイルス感染でないことを確認するように心がけていただきたいと思います。

 今年も花粉症の季節がやってまいりました。少数ではありますが1月末から花粉症の症状を呈する患者様が受診されております。 昨年はスギ花粉の飛散量が多く、多くの方が花粉症の症状に悩まされました。有効な対策である舌下免疫療法を希望される方が急増したため薬の製造が間に合わず、新規の治療を開始できない状態となりました。今年も依然として治療薬供給の見通しが立っておらず、新たにスギ花粉の舌下免疫療法を開始したいという患者様の要望にはお答えできない状態です。

 スギ花粉症に対する有効な治療法としてはレーザー手術もあります。レーザー手術を受けられた患者様の約7割は花粉症の症状が軽くなったと感じておられます。7歳以上であれば小児に対しても手術を行うことができます。ただしスギ花粉症に対するレーザー手術は花粉飛散前2ヶ月から花粉飛散時期にかけては行うことができません。花粉症に対するレーザー手術を希望される方は5月から11月の間にご相談ください。

 これまでは幼少児に対するアレルゲン検査は困難でしたが、昨年導入しました血液一滴で41項目のアレルゲンが検査できる機器を用いれば、幼小児でも容易にアレルゲン検査が行えます。お子様が花粉症ではないかと疑っておられる場合はお申し出ください。

 本格的なスギ花粉の飛散は2月中旬以降になると思われますのでスギ花粉症をお持ちも方はそろそろ抗アレルギー剤の予防内服を準備してください。   症状が出現する前に抗アレルギー剤の服用を開始することが花粉症シーズンを乗り切る上でのポイントです。

 抗アレルギー剤には多くの種類があり、どの薬が良いのか迷われる方もおられると思います。薬の効き具合や副作用の出方は患者様一人一人によって異なります。種々の薬を試して自分に合う薬を見つけることも花粉症シーズンを乗り切る上でのポイントです。